高松市出作町に杉板の外壁が美しい「ゼロ・エネルギー住宅」が完成しました。「ゼロ・エネルギー住宅」とは、『家庭で年間に消費するエネルギーが概ねゼロになる住宅』のことです。省エネ住宅を促進させるための国の施策で、165万円までの補助金が受けられます。
この住まいは「合板や新建材をできるだけ使わずに、安全な無垢の木や和紙・石・タイルなどの自然素材を生かした内外装で、調湿・透湿に優れた断熱材セルロースファイバーを使った高断熱住宅で快適に暮らしたい」という建て主の希望を出発点に、最新のガス給湯器やLED照明などの高効率機器で省エネ化を計り、太陽光発電で消費した以上のエネルギーを創り出す先進の住宅です。
また同時に、光や自然の風の流れを考えて窓を設け、軒や障子で夏の日差しを遮り、冬は暖かな日差しを招き入れることで、機械設備に頼り切らない暮らしを目指しています。
柱や梁を見せた伝統的な木構造の家の中に入ると樹齢200年を越える杉のカウンター。素敵なタイル張りの洗面台や大容量のクローゼットなど、暮らしを便利で豊かにする知恵が満載です。
見学会は11月22日(土)、23日(日)に開催。当日は設計者による分かり易い解説を10時、13時、15時から行います。予約制ですので、見学希望者は11月20日(木)までにホームページの「お問い合わせ」をクリックしてお申し込みください。また、開催日に都合が悪い方は他の日程でも見学可能な日がありますのでご相談下さい。