土佐ひのきの家
出作町の家
木太町の土壁の家
上林の平屋
綾川の家
山里に建つ小さな木の家
デッキテラスのある平屋の家
あらわしの家
水源の森の家
宮脇町の家
かがわ木造塾は木材・計画・構造・環境・施工・経営などの各分野の第一線で活躍されている経験豊かな講師を全国からお迎えして学ぶ自己研鑽の場です。
詳しくみる
高知県のご実家から支給された自然乾燥のヒノキ材を柱や梁などの構造材から敷居や鴨居などの仕上げ材まで使って建てた「総ヒノキづくり」の長期優良住宅です。
杉板の外壁が美しい「ゼロ・エネルギー住宅」です。この住まいは合板や新建材をできるだけ使わずに、安全な無垢の木や和紙・石・タイルなどの自然素材を生かした内外装で仕上げています。
伝統的な素材、土壁の持つ蓄熱性能を生かすため、高性能の断熱材で外から包み込み、吸湿性や遮音性などの特性は損なうことなく高断熱・高気密と融合させ、最新の高性能省エネ設備も備えた長期優良住宅です。
二階建てプランの設計がだいぶ進んだ頃、「やっぱり平屋に住みたい!」という奥様の一言で生まれたシンプルな平屋の木の家です。
美しい田園風景にとけこむように、黒い焼き杉板と土佐漆喰の白壁のコントラストが素敵な木の家ができました。
山里に建つ小さな木の家は、素っ気ないほど簡素ですが、焼杉と瓦屋根がもともとあったかのように里山の風景にとけ込んでいます。
シンプルな切妻屋根の下、デッキテラスを中心に伸びやかな空間となるよう開放的な間取りとしました。
柱や梁には高知県嶺北の杉材を使い木組を見せる伝統構法で建てました。年数を重ねる中で本物の素材の持つ良さが、より深みを増して街なみに溶け込み、日々の暮らしを優しく見守っています。
土間とダイニングが直結した造りや帰宅後すぐにお風呂に入ることができる間取りは、働くお父さんのための工夫。家の中心にある家族が囲む大きな食卓と大黒柱は家族の絆の象徴です。
家族の想いを図面上に描き、それをまた再点検するという根気のいる話し合いをつづけながら、時間をかけてその家族だけの「暮らし」と「住まい」を探しました。