シンプルな切妻屋根の下、デッキテラスを中心に伸びやかな空間となるよう開放的な間取りとしました。構造材は高知県嶺北地域の水源の森から切り出された無垢の杉材木を梁や柱に用い、伝統構法で組んだ木組みをそのまま隠さず見せる“あらわしの空間”としました。南北に大きく開いた窓からは豊かな光と爽やかな風が部屋を抜け、エアコンに頼らない生活を希望したお施主さまに大変喜ばれています。
「デッキテラスのある平屋の家」は香川県建築士会/平成21年度建築作品「高松支部表彰」を受賞いたしました。これも建て主様をはじめ、協力会社の皆様のご支援の賜物と深く感謝いたしております。